バービー役候補のエイミー・シューマー、「私は太りすぎじゃない」
世界のアイドル、バービー人形をヒロインにした実写版映画『Barbie(原題)』が作られることが明らかに! バービー役候補に挙がっているエイミー・シューマーに悪口や中傷が殺到、エイミーがこれに力強く反論している。
実写版『Barbie(原題)』はバービーランドで暮らしていたバービーが「完璧な世界にふさわしくない」という理由で叩き出され、現実の世界で生き抜いていく、というストーリー。「美やフェミニズム、アイデンティティについて現代的な解釈を描く」作品になると雑誌『バラエティ』は報じている。人形のバービーの持つイメージとはまた違った映画になりそうだけれど、バービー役にエイミー・シューマーの名前が上がると早くも反対する声が! 中には「バービーを演じるには太りすぎ」という悪口めいたものも。
エイミーはすぐにインスタグラムで反撃。自分の水着姿をアップして「自分が太っていないとわかっていて、自分のやっていることに恥ずかしさなんて感じていないのに、太っていて恥ずかしいと思わされる? 私はそうは思わない」「私は強いし自分の生き方に誇りを持っている。自分の考えを口にし自分の信じるもののために戦う。私は愛する人たちといい時間を過ごしている。どこに恥ずかしいことがあるの? 恥ずかしさはない。幻想よ」とコメント、エイミーを「太っている」と貶し、恥ずかしいと思わせるようなSNSの悪口に猛烈に抗議!
さらに「これまでいじめられたり、自己嫌悪を感じたりしたことのある人のために、そして私たちのために戦うわ。そして私はあなたにもあなた自身のために戦ってほしい!」とも。エイミーならこのパワフルさで新しいバービー像を作り出してくれるはず。このままこの役を射止めるのか、続報に要注目。
text : Yoko Nagasaka