アデル、自分の曲はドナルド・トランプに使わせない!
いよいよ民主党と共和党の両党で候補者選びが始まったアメリカ大統領選挙。共和党のドナルド・トランプにアデルがクレームをつけたそう。さてその内容は?
共和党の有力候補者として注目を浴びているドナルド・トランプ。実はアデルの大ファンで、昨年12月にニューヨークで行われた彼女のコンサートにも姿を見せていたそう!
トランプ氏は自分の選挙戦でもアデルの楽曲を使用。集会ではヒット曲「Rolling In The Deep」をはじめ、「Skyfall」の「We will stand tall / Face it all together(私たちは胸を張って立ち上がり/すべてのことに一緒に立ち向かっていく)」という部分を会場に流して場の雰囲気を盛り上げていたとか。
とはいえ、トランプ氏は移民や女性に対する問題発言を繰り返してきた人物。アデルのファンたちが曲の使用に反発し「アデルの曲は使わないで」とツイートし始めたことからアデル関係者の知るところに! アデルは代理人を通してこれにコメント、「いかなる政治的運動にも自分の曲を使うことは許可していない」ときっぱり拒否したそう。
ちなみにトランプ氏に曲の使用を禁じているのはアデルだけではなく、昨年秋にはエアロスミスも正式な書簡で使用禁止を伝えたそう。
いよいよ大統領選も本格化。アデルの拒否権発動がトランプ氏の選挙活動にどう影響するのか、要チェック。
text : Yoko Nagasaka