海外セレブゴシップ 2013/3/1(金)
海外セレブゴシップ

公務でレソトを訪問中のヘンリー王子、「亡くなった母が誇りに思ってくれるとうれしい」とコメント

公務でレソト(イギリス連邦加盟国)にある自身が設立した慈善団体、「Sentebale」などを歴訪する旅に出たヘンリー王子。持ち前のチャーミングさで全世界を魅了。

ヘンリー王子(Prince Harry)

レソトにある「Sentebale」はヘンリー王子とレソトのセイーソ王子が2006年に故ダイアナ妃を記念して設立された慈善団体。エイズにおかされた子どもたちや視力、その他の障害をもつ子どもたちを支援する目的で設立された。
 
現地時間2月27日にレソト入りしたヘンリー王子。レソトのろう学校で子どもたちと会い、手話を学んだり、一緒にダンスなどをして楽しんだ。
 
ヘンリー王子の目的は25,000ポンド(約350万円)の資金調達を達成して、エイズにおかされた子どもたちに精神治療を含む教育を受けることができる「Mamohato Centre」を設立すること。
 
その夜、ヨハネスブルグで開催された「Sentebale」のためのチャリティ・ガラ・ディナーでヘンリー王子は下記のようなスピーチを行った。
 
「レソトのレツィエ3世陛下とセイーソ王子殿下のお母上、マモハト王妃陛下のお名前をあげるのが最も正しいように思われます。
 
マモハト王妃陛下はこの国を母のように愛していらっしゃいました。私は陛下が我々が陛下の御名のもとで成し遂げようとしていることを誇りに思ってくださるよう願っています。
 
私自身の母も、そう思ってくれればと願います。おそらく、単純にこれは推測なのですが、ふたりは天上のどこかで一緒にいるような気がしているのです。我々がこれからすべきことのために精密に作られた青図やスケッチを持って。私は私たちがこれらのことを正しい場所へもたらすことができるようにと願うばかりです」
 
ヘンリー王子はマモハト・プログラムがすでに「HIVと共に生きる子どもたちの人生を変えた」とゲストたちに述べた。
 
「私はマモハト・キャンプに参加した何人かの子どもたちと会いましたが、彼らは大変自信にあふれていて、どうすれば健康的な人生が送れるのかについての知識をもっていました」
 
レソトの首都、マセル郊外にある「Kananelo Centre for the Deaf」(ろう学校)を訪問した際は、黒板に絵や文字を描いたり、子どもたちと笑いあう姿を見せた。
 
その後、セイーソ王子と料理のクラスに移動。テディベア柄のエプロンを身に付けて、ソト語で「makoenya」と呼ばれる現地のお菓子作りに参加した。
 
さらに首都中心街にある聖ベルナデット会の視覚障害者のためのリソースセンターに向かい、子どもたちが点字を学習する様子を見学したり、子どもたちとサッカーに興じたりした。
 
ヘンリー王子が前回レソトを訪れたのは2010年。兄、ウィリアム王子との初の海外共同公務だった。
 
レソト王国はアフリカ大陸の最南端の内陸国で、人口はエイズの大流行によって激減し現在は約180万人。18歳以下の児童の孤児率は40パーセントにのぼる。

text : Ryoko Tsukada

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