海外セレブゴシップ 2013/4/2(火)
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ホームレス生活を送るマドンナの兄が自身を顧みないマドンナを痛烈に批判

3年前からホームレス生活を送るマドンナの56歳の兄、アンソニー・チッコーネが億万長者の妹をイギリスの「デイリー・メール」紙で痛烈に批判した。

マドンナ(Madonna) photo : Rex Features/AFLO

ミシガン北部で3年前程からホームレス生活を送っている兄アンソニーはアルコール中毒。「デイリー・メール」紙に「彼女は俺が死のうが生きようがまったく気にもしていない。彼女は彼女自身の世界に住んでいるんだ。もっとも、俺は彼女のことを愛したこともないし、彼女もそうだ。俺たちは愛し合った試しがない」と述べた。
 
16カ月前、2011年の10月からミシガン州北部のトラヴァースの橋の下で暮らしているアンソニー。アルコール依存症のため、家族が経営するワイナリーでの職を失い、それ以来、父親や妹マドンナも彼が自立するために何の手も打たなかったためだという。
 
「父親は俺が低体温症ででも死ねば、心配する必要がなくなるから幸せになるだろうよ。父親は古い体質の人間だし、うつ病を患いながら育ったからね。彼は面倒なことに煩わされたくないんだよ。彼はみんなが見てるような生活を送っている。彼は俺が嫌いなんだ。俺が俺であることが認められないんだ。彼は俺がほかの誰かになってくれればいいと思ってる。そして俺がこうなったのも俺自身の意思だと。単に、彼は俺を知らないんだ」
 
ただ、アンソニーは問題の根が自身のアルコール依存症にあることを認めていない。一家の友人、キャシー・メテヤーはマドンナの父親と継母、ジョーンがともにアンソニーの行動に悩まされ続けてきたと語っている。
 
「お酒を飲むことを止めない限り、彼は戻ってこれないんです。みんなはお酒が彼を殺すと思っていますし、今もうすでにそんな状態です。彼の家族たちは何度も彼を助けてきました。父親は彼をリハビリ施設にも入れましたし、たくさんのチャンスを与えました。私はマドンナが何度かリハビリ用の資金を出していたと思います。アルコールが彼の脳を占拠してしまったのです」
 
当のアンソニーは治療を拒否。
「俺は人間だ。どうとでも呼べばいい。アルコール依存なんてただのラベルにしか過ぎないし、俺はそんなのは嫌いだ。脳の手術も必要ない。俺が欲しいのは家族や友人の愛や気遣いにすぎないんだ。
 
今は支えてくれる家族もいない。釣りを投げてよこす人はいても、家族の支えはないんだ。俺は働いているほうがいい。家族が完全に自分に対抗しているようなこんな状況で、いったい俺に何ができるっていうんだ」
 
アルコール依存症は専門家によるかなりハードな治療が必要な病気。おまけに言動を見る限りアンソニーは完全なセルフネグレクト状態。先行きはかなり暗そう。

text : Ryoko Tsukada

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