「ロベルト カヴァリ」の広告にナオミ・キャンベルとクリステン・マクメナミーが起用されたり、リンダ・エヴァンジェリスタやステファニー・シーモアなどがエディトリアル撮影に登場したりと、実は今は目下、元祖スーパーモデルのリバイバルブーム。
 
そんななか、セクシー系モデルの代名詞的存在だったエヴァ・ハーツィゴヴァが39歳にして第三子の妊娠を発表した。しかも、なんと21カ月前に二男を出産したばかりというスピード妊娠だというから驚く。彼女もまた“リバイバル・ブーム”派のひとりで、2010年の「ドルチェ＆ガッバーナ」の香水の広告にナオミ・キャンベル、クラウディア・シファーらと共にヌードを披露したことも記憶に新しい。
 
30歳くらいで引退して、結婚して、子どもを産んで、また職場復帰というまるでどこかの国の出産事情のような元祖スーパーモデル陣とは反対に、キャリアの絶頂期で産むのがブームの現在のスーパーモデルたち。
 
これがまた、現在一大ベビーラッシュの真っ最中で、今年出産したのが主なところでジゼル・ブンチェン、マリサ・ミラー、リリー・オルドリッジ、アレッサンドラ・アンブロジオ、アドリアナ・リマ、サーシャ・ピヴォヴァロヴァ。現在妊娠中なのがララ・ストーンにモリー・シムズ、という具合。
 
特にヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルズのモデル達は産後すぐランウェイに復活することで有名。アドリアナ・リマは産後たった8週間でランウェイに立ったというたくましさ。
 
産後ダイエットがセレブの間でブームになっているなか、「ダイエットは仕事の一部」であるモデルたちはもっと過酷な産後ダイエットをキャリアの一部としてやってみせることで「モデルとしてのプロフェッショナリズム」を問われている様子。
 
自由なんだか、どうなんだか……今後もこの新旧モデル対決から目が離せません。