この一連の予定調和が海外のテレビ界でしばらく流行になっている。Youtubeから火がつき、ついには曲別累計再生回数がそれまで1位を誇っていたジャスティン・ビーバーを超えてしまった韓国のポップスターPSYの「江南スタイル」。
 
同曲の振り付けである“乗馬踊り”は簡単そうに見えるものの、きちんと踊らないとサマにならない。けれどきちんと踊ると面白いため、エンタメ界のスターがさらっとこなすとすごく盛り上がる。
 
先日の「2012 CMAアワード（カントリーミュージック協会賞）」では、舞台上でカントリーシンガーの、ブラッド・ペイズリーとキャリー・アンダーウッドが、進行の合間の漫才中にいきなり踊り出し、喝采を浴びていたニュースが話題に。
 
「エレンの部屋」では、ホストのエレンとゲストとして来ていたブリトニー・スピアーズが、PSY本人を迎えて、踊りだす映像が次々ネット上にアップされている。
 
オーストラリア版「Xファクター」でもPSYがゲストに呼ばれ、審査員のメラニー・ブラウンが進行役に「試しにやってみてよ」と振られ、「もーマジそーゆーの振るなんて信じらんなーい」と、イヤイヤやらされてる風に見せておいて、いざ曲が流れるとバリバリ踊るというコントを見せて大ウケ。
 
2012年セレブの年末宴会芸はこの曲で決まりかも。