いよいよ公開! 『華麗なるギャツビー』の見どころを徹底解説
レオナルド・ディカプリオ主演でスコット・F・フィッツジェラルドの代表作を映画化した『華麗なるギャツビー』がいよいよ日本公開! 久々にラブストーリーに復帰し、女性なら誰でも憧れるパーフェクトな男・ギャツビーを演じたレオの魅力、トップブランドが提供した華やかな衣装の数々など、その見どころを徹底解説。映画館に行く前に予習必須!
米国が最も浮かれていた時代を彩るファッションと音楽。
この究極のラブストーリーのキーポイントはその時代背景。1920年代は、アメリカが好景気に浮かれ狂った“ジャズエイジ”と呼ばれた時代。とくにNYの上流階級ともなれば、贅の限りが尽くされた。恐らくそのド派手ぶりは、現在のセレブリティの比ではないのかも。
そんなジャズエイジのグラムールを創り上げるにあたっては、有名ブランドが協力している。まず、デイジーや彼女の友人のジョーダン・ベイカーといった主要女性キャストのドレスやパーティのゲストのドレスは、バズ・ラーマン監督の友人でもあるミウッチャ・プラダ率いる「プラダ」や「ミュウミュウ」が提供している。モダンで革新的な女性像を提案し、女性たちから絶大な支持を得てきたミウッチャだけに、髪の長さもスカートの丈も短くなった20年代の新しい女性“フラッパー”たちの自由さを表現するのにまさにうってつけのブランドだといえる。
ギャツビーやキャラウェイの衣装は、原作者であるフィッツジェラルドも顧客だったという「ブルックス・ブラザーズ」が提供している。
また、上流階級のエレガンスの演出に欠かせないジュエリーの製作は、NYのハイ・ジュエラー、「ティファニー」が手掛けた。こちらも、フィッツジェラルドが顧客だったこともあるが、トム・ブキャナンが結婚前にデイジーに贈った豪華なパールのネックレスなど、当時のパールを贈る習慣を普及させたのも「ティファニー」とのこと。ギャツビーの世界をまばゆく照らし出すために、「ティファニー」が提供したジュエリーは150点にのぼるそう。
夢は輝けば輝くほど、消えた後の哀しみが深いものだ。
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『華麗なるギャツビー』
監督/バズ・ラーマン
出演/レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン
原作/F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』
配給/ワーナー・ブラザース映画
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2013年6月14日(金)~、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 2D/3D同時公開
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text : Atsuko Tatsuta