エド・ベグリーJr.(Ed Begley Jr.)photo : Getty Images
エド・ベグリーJr.
レオナルド・ディカプリオやボノよりも遥か昔から環境問題に精通している俳優で、アカデミー協会でも重要なポジションにいるエド。その彼と環境問題仲間の女優マリエル・ヘミングウェイ(アーネスト・ヘミングウェイの孫)は、とある中近東の石油富豪からアンチ掘削をテーマにした映画製作オファーを受け、大喜び。環境を破壊するシェールガス掘削に反対するエドたちと、アメリカに石油を売り込みたい中近東の石油富豪の思惑が一致したわけだけど、実はこれはジャック・オキーフという映画監督が仕掛けたワナ。資金提供のやりとりは隠しカメラに納められ、カンヌ国際映画祭で上映されてしまったのだ。環境保護という高邁な志を貫くためとはいえ「中近東の人間が製作資金を提供していることはご内密に」という申し出を当然とし、「ワシントンもハリウッドもイリュージョンを作る事にかけては共通してるよ」なんて軽口まで叩いたエドは、偽善者と糾弾されるハメに!?
Text : Peaches
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- セレブウォッチャー・ピーチズ/セレブゴシップ命の映画ライター。365日24時間体制(!?)でジューシィな最新ネタをパトロール中!