家庭で炭酸水がお手軽に作れると人気のソーダストリームのCMに出演したせいで、物議を醸したのがスカーレット。論争の原因となったのは、本社がイスラエルであるこの会社の工場のひとつが、ウエストバンク（ヨルダン西岸地区）に構えていたこと。ここはイスラエルとパレスチナが所有権を争う紛争エリアで、「紛争エリアで作られた製品を扱うことに断固反対する。国際法によると違法である」と主張するチャリティ団体オックスファムがスカーレットのCM出演に猛反対。彼女は同団体の親善大使を長年務めていたのでCM降板をするかと思いきや、逆に親善大使を降板し「ソーダストリーム社はパレスチナとイスラエルの和平を願っているし、紛争地に住む人々の雇用促進も行なっている。しかも環境問題にも取り組む素晴らしい会社です」という発表を行った。民意に簡単に流されないスカーレット、心が強いわ。