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演出や脚本もこなす実力派

ドーナル・グリーソン

『ハリー・ポッター』シリーズでは、ロンの兄となるウィーズリー家の長男を演じていたドーナル。赤毛を買われてのキャスティングだったけれど、アイルランド出身の彼はデビュー当時から舞台演出や脚本執筆も手がける実力派。デビュー直後に出演した短編はアカデミー賞を受賞したし、ブロードウェイ進出作ではトニー賞候補になってもいる。ただし、これらの活躍でドーナルに注目したのは一部の演劇通だけというのが残念!?
　
しかもアクの強い役を得意とする個性派俳優の父親、ブレンダンと同じ道を歩むことを期待する向きもあるから、ドーナルには乗り越えるべき壁が多数。でも父親ほど凶悪な顔つきではないのが幸いしてか、レイチェル・マクアダムスの相手役に抜擢されたロマンティックなラブストーリー『アバウト・タイム 愛おしい時間について』も好評だし、なんと『スター・ウォーズ』新シリーズに出演決定！　味わい豊かな顔立ちの俳優として、通好みな女子の間でメジャーになりそう。