1995~98年
普段メイクと変化なし?な平凡メイク
アメリカのランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーが初めて開催されたのは1995年のこと。株主向けのPRイベントとして小規模にショーが行われていたこの時代のメイクは、ひとことで言ってしまえば“普通”。当時定番だった細眉にベージュメイク(たまに赤リップ)、ナチュラルなヘアスタイルと、特質すべき点は特になく、いたってシンプルなもの。後に「ヴィクトリアズシークレットエンジェル」として大活躍するジゼル・ブンチェンも、素朴なストレートヘアとナチュラルメイクでランウェイを歩いた。
日本ではアムラーが渋谷を闊歩していた時代、といえばイメージが湧きやすいけれど、当時流行していたのは細くてカーブのきつい眉。そこにベージュピンクのリップ、同色のチークを合わせたフェミニンなメイクが特徴。
photo : Getty Images,Aflo