眉さえ決まればモード顏! 易しすぎるトレンド眉の描き方
「眉がうまく描けない……」。メイクに苦手意識のある女子にとって永遠の課題、眉メイク。でも安心して! 今季トレンドのナチュラルな太眉は、コツさえ覚えてしまえば誰でも簡単に描けてしまう。メイクアップアーティストの松井里加さんが、1分でできる簡単眉メイクを教えてくれた!
「眉山を描かなくてよい」から簡単!
今季の眉の最大のポイントは、「眉山を描かなくてよい」ということ! 眉を描く上で一番難しいのは、アイブロウラインの頂点となる眉山の位置と太さを決めること。それをやらなくてよいなら眉メイクはググッとシンプルに! 自分の眉を生かして、「足りないところや欠けたところを補うついでに、太さを出す」といった感覚でいればOK。これなら悩める眉ビギナーでも、なんとかなりそうな気がしてくるのでは? 眉の形は人によって違うから、「こうすべし」というルールがほとんど存在しないのが“今年眉”。ルールがなければ失敗もなし! 最低限、知っておいたほうがよいポイントだけ押さえて。
■ツール選び
大事なのは、失敗の少ないツールを選ぶこと。パウダータイプの眉ペンシルがおすすめ。眉頭の描き始め部分だけに使っている人も多いかもしれないけれど、トレンド眉を目指すなら、太さが充分にあるパウダーペンシル1本で眉尻まで仕上げてしまえばよい。
■始点を決める
どの位置から描き始めたらよいか、始点の目安を知っておこう。大まかにいうなら、目頭の延長線上。眉頭がここより内側に入ってしまっているなら、この位置から描き始めること。写真のように延長線上よりも出ているなら、それも気にせずにそこから整える。要は鼻筋のライン上に眉頭があればよい。
■眉下にラインをとるイメージをもつ
眉の上を整えるように描いていたのが従来の眉メイク。眉山を決めない今年眉は、眉毛の下のラインに沿って描いていくイメージ。
それでは早速、トレンド眉メイクを始めよう。
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[その1/眉頭]
始点に眉ペンシルを置いて、欠けていたり薄かったりする部分があったら、ポンポンとたたくように眉頭を太めに整える。
[その2/眉ライン]
ペンシルを寝かせ気味にして(こうすると太い線が描ける)眉下のラインからはみ出さないように合わせ、ラインに沿って眉尻までひと息でラインを引く。眉上を太くするイメージ。
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松井里加さん
Rika Matsui/メイクアップアーティスト。2000年渡米。N.Y.を拠点に活動する傍ら、ミラノ&パリのコレクションにも参加。2006年に帰国し、『エル』を始めとした国内外のファッション誌や広告などで幅広く活躍。最新トレンドを取り入れつつも気品のある、フェミニンなメイクに定評がある。
http://www.rikamatsui.com/
http://www.akamg.com/creator/rikamatsui
photo : Imaxtree(p.1) Yoshiiro Toyota Hair : Yumiko Hikage/A.K.A. make-up : Rika Matsui/A.K.A. model : Hiromi Yamamura
トップス ¥7,900/プール スタジオ アリビィラ(銀座マギー tel.03-3748-1212)