ヘルシーレシピ 2013/8/28(水)
Sensual Yakuzen

“女”が目覚める! 「官能薬膳」のポイント

食べたものが心と体を育むのは周知の事実。食で体と心を整える薬膳なら、女度をめいっぱいアップすることはできるのでは!? 薬膳をベースにワインも楽しめるヘルシーチャイニーズを提案する薮崎友宏シェフは「薬膳の考え方には、女性らしさを自然に高める食材や食べ方があります」とキッパリ。その極意とは?

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食養生「薬膳」の食材で女度を高める

「ウェルビーレシピ」でもこれまでに何度か紹介してきた薬膳。中国に古くから伝わる陰陽五行をベースに、生薬や旬の食材を用いて体を整えようというもの。この考え方で女性力を高めて官能気分に浸るポイントを知ろう。
 
まず、女性力アップの鍵となるのは何といっても女性ホルモン。女性ホルモンを分泌するには十分な水分が必要で、体内に水分を与えて潤いを補う「補陰」の食材を摂るとよい。また、思わず見入ってしまう、うるうるした瞳をつくるにも補陰がキーワード。加えて目と関連の深い「肝」の食材も併せて知っておきたい。また“そそる”女の条件といえば、しっとり、もっちりした肌。これには、皮膚を潤す「肺」が決め手となる。特に“白い”食べ物が肺の食材に多いとされている。さらに、忘れちゃならないのは、輝く髪とツヤのあるネイル。そこで、これらの器官に関係の深い「腎」と「肝」の食材を積極的に摂りたいもの。おいしく食べて、いい女になれるなんていうことなし。それぞれの食材に関しては次のページで解説。

  • 【官能気分を高める薬膳レシピ】

    ■海老とニラの前菜 黒ごまソース添え[ツヤ髪を育む]
    血を補う「腎」の食材、海老、ニラ、黒ごまが、腎の働きをサポートして艶やかな髪に。
    ■山いもと手羽先のポタージュ[しっとり美肌]
    鶏手羽先に山いも、牛乳は、肌を潤す「肺」を補う食材。
    ■キャベツとあさりの甘味噌炒め 柚子風味[輝く爪に]
    爪は中医学でいうところの「肝」に関係の深いパーツ。「肝」を補う食材、あさりを食べよう!
    ■牛タンとゴーヤーのクコ入りチャンプルー[潤いたっぷりで目力アップ]
    牛タンもゴーヤーも、目にいい「肝」の食材。
    ■かにときのこの煮込み麺[女性ホルモン充填]
    女性ホルモンの分泌には十分な水分が必要。かにもきのこも、体内に水分を与えて潤いを補う「補陰」の食材。

    レシピは⇒こちら

  • 薮崎 友宏さん
    Tomohiro Yabuzaki/おいしくて体に優しい料理が評判のナチュラル チャイニーズレストラン「エッセンス」オーナーシェフ、ソムリエ、チーズプロフェッショナル。中国の政府機関である中華中医薬学会認定の国際薬膳調理師の資格を持ち、NPO法人全日本薬膳食医情報協会会員として、講演やセミナーを通し薬膳料理の普及に努める。2011年コマンドリー・ド・ボルドーに叙任、翌2012年には料理マスターズのブロンズ賞を受賞 。アカデミー・デュ・ヴァン「ワイン&クッキング」コースの講師も務める。
     
      
    ナチュラル チャイニーズレストラン「エッセンス」
    東京都港区南青山3-8-2サンブリッジ青山1F
    tel.03-6805-3905
    営業時間/11:30~16:00LO、18:00~23:00LO、土・日・祝 11:00~21:30LO 無休
    http://chinese-essence.jimdo.com/

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photo : Toru Oshima  styling : Yumi Suwaki cooking : Tomohiro Yabusaki

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