肉をたっぷり食べてやせる! 「ケトジェニック・ダイエット」の基本ルール
肉食女子に朗報。肉を食べてやせる食事法があるらしい! そのメカニズムって? いま話題の「ケトジェニック・ダイエット」を実践できるレストラン「ジョイスヴィンテージ」を主宰する松井雅美さんと、チーフシェフの平田修司さんにASK。
良質なたんぱく質を摂取&糖質をカット
「ジョイスヴィンテージ」の看板メニューは「ニュージーランド牧草牛のステーキ」。牧草牛とは、新鮮な牧草をたっぷり食べて育てられた牛肉のことで、この赤身の肉こそが今回の主役。1 脂身の少ない赤身の牛肉やまぐろなど赤身の魚をメインに摂る 2 糖質を極力控える、このふたつが「ケトジェニック・ダイエット」の柱だ。血や骨、筋肉の素となるたんぱく質が身体にとって大切なのはもちろんだけれど、なかでも肉類は必須アミノ酸をバランスよく含む、良質なたんぱく質。さらに、たんぱく質が不足すると代謝が落ちて太りやすい体質になることも分かっている。また、糖質を控えるのは、インスリンというホルモンが大量に分泌されるのを防ぐため。インスリンは中性脂肪の分解をしにくくして体脂肪の蓄積を促進する。糖質をカットすることでインスリンの過剰分泌が抑えられて体脂肪が燃焼するのだそう。「この過程で生成されるケトン体という物質が、『ケトジェニック・ダイエット』というネーミングの由来なんです。ケトン体が出ている身体は、まさに脂肪燃焼モードにある状態というわけですね」(松井雅美さん)
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ボリューム満点! 「ケトジェニック・ダイエット」レシピ
■牛肉のタリアータ バルサミコと亜麻仁オイルのソース ルッコラのサラダ添え
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平田修司さん
Shuji Hirata/東京・南青山の「ジョイス ヴィンテージ」チーフシェフ。オーストラリアのコンラッドホテルやフランス、イタリアのレストラン、東京・広尾「イ・ピゼリ」(現在は閉店)など各国の名店で学んだガストロノミーのテクニックを活かし、おいしくてヘルシーで、体に優しい料理を提案。
「ジョイスヴィンテージ」
東京都港区南青山5-8-5 Gビル南青山02B1F
tel. 03-6433-5557
営業時間/12:00~05:00 (4:30L.O.)
不定休
https://www.facebook.com/pages/ジョイス-ヴィンテージ/1584773681768472ニュージーランド牧草牛のステーキやココナッツオイルで揚げたチキンフリットなど、ケトジェニック・ダイエットを実践できるおいしいメニューが明け方5時まで楽しめる。ワインは自然派を中心に揃え、グラスワインの種類が充実しているのもうれしい、南青山の新スポット。
photo : Toru Oshima styling : Yumi Suwaki cooking : Shuji Hirata special thanks : Brooklyn Slate Company, Utuwa