ヘルシーレシピ 2013/5/22(水)
Fermented Fruits Syrup

「手作りフルーツ酵素」でおいしくビタミンチャージ

巷ではここ数年、「酵素」がブーム。けれど多種の野菜や野草が入った市販の酵素飲料は飲みづらいものも。そこで、果物を使った「手作り酵素シロップ」を提案。簡単にできて何よりおいしい! 野菜料理家の庄司いずみさんに訊く、フルーツ酵素のイロハとは?

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フルーツ酵素シロップの作り方と使い方

■作り方はとってもシンプル
りんご、いちご、オレンジ、キウイ、ぶどう、すいかなど好みのフルーツを選び、ほぼ同量の砂糖を合わせてガラスびんに仕込む。徐々に砂糖が溶けるのでときどき手でかき混ぜる。生き物のように、ぶくぶくと泡が出るのが発酵しているサイン。1週間ほどで発酵がピークに達したら、ざるとガーゼでこして濁りのないシロップに。保存容器に入れて冷蔵庫または冷暗所で保存する。※発酵が続き、中身が容器から吹き出す恐れがあるので、完全に密閉しないほうがよい
 
■甘味のある発酵調味料として活用法はさまざま
・水や炭酸、ミルクやアルコールで割ってドリンクに。冷製スープの味付けにも
・サラダのドレッシングに
・漬け汁やピクルス液に
・焼き菓子以外のスイーツに
・おかずのたれやソースに

  • ■いちご酵素シェイク 女性が大好きないちごの酵素シロップにはビタミンCペクチン、カリウムがたっぷり。豆乳と合わせて、ヘルシーな“いちごミルク”で楽しもう!
    ■ぶどう酵素のソーダ 赤ワインの同じように皮ごと発酵させる「ぶどう酵素」にはフラボノイドやアントシアニンがたっぷり。シンプルなソーダ割りで、ぶどうの果実味を味わって。
    ■キウイ酵素のガスパチョ たんぱく質を分解する酵素が含まれているキウイ。ガスパチョにプラスすれば、肉や魚を食べるときの前菜に、また食べすぎたときのひと皿にも。

    ■パイン酵素のサングリア パイナップルに含まれるビタミンB1やビタミンB2で代謝アップ。パイン酵素に白ワインを効かせた大人風味のサングリアは、夏のアペリティフにもぴったり。
    ■オレンジ酵素ドレッシングのフルーツサラダ ドレッシングのベースにするのも酵素シロップの上手な使い方。柑橘系フルーツに夏野菜を加えた、初夏のサラダをおいしくいただこう。
      
    ⇒レシピはこちら

  • 庄司いずみさん
    Izumi Shoji/野菜料理家。野菜のみでつくるビーガンレシピを紹介するブログ『vege dining 野菜のごはん』http://ameblo.jp/izumimirun/で 人気を集め、ブログと同名のレシピ本を出版。その後、野菜料理を紹介するレシピ本を次々と著し、ビューティアプローチの野菜料理を提案している。不定期で 開く料理教室にはモデルや女優も姿を見せる。著書に『モデルが通う料理教室のデトックス・ベジ定食』『デトックス・ベジフルジュース』(共に主婦の友社 刊)、『きれいなひとはみんなときどきベジタリアン』(日本経済新聞出版社刊)『フルーツ酵素 デトックスレシピ』(家の光協会 刊)など。

    photo: Masami Suzuki

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photo : Toru Oshima  styling : Yumi Suwaki

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