熱にも強い「アボカドオイル」を活用しよう！
独特のリッチな食感で人気のアボカド。「栄養たっぷりでなんとなく体によさそう」と漠然と食べている人も多いのでは。料理研究家の関口絢子さんが、アボカドから採ったオイルの効果と使い方を教えてくれた。
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加熱に強く、酸化しにくいオイル
アボカドオイルは気化する温度が255℃と非常に高く、高温でも栄養価が損なわれないため加熱調理に向いている。炒め油にはもちろん、揚げ油にもOK。焦がすことなく、素材の味わいを引き出してくれる。熱に強く、酸化しにくい油であることもポイントだ。また、新鮮な果実をコールドプレスしたアボカドオイルは、風味がはつらつとして豊かなので、スープやジュースにそのまま入れたり、ソースとして味わいのアクセントにするのもおすすめ。上質な果実を使ったオイルは濃い緑色を呈するので、そのカラーと食材とのマッチングも楽しめる。同じくオレイン酸を多く含むオメガ9系のオリーブオイルと似ているけれど、より高いビューティ効果が期待できるとされるアボカドオイル。キッチンに常備して、賢く使って。
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【アボカドオイルを使ったビューティレシピ】
■アボカドオイル入りレモネード
グレープフルーツジュースをベースに、はちみつとアボカドオイルで仕上げるビューティドリンク。
■スモークサーモンのサラダロール アボカドオイル添え
美肌の3大栄養素＝βカロテン、ビタミンC、ビタミンEが摂れるビューティレシピ。
■かぼちゃのソテー アボカドオイル＆ローズマリー風味
ビタミンEとβカロテン豊富なかぼちゃを、若返りのハーブ・ローズマリーと一緒にソテー。
■アボカドオイルそうめん
アボカドオイルとおろし玉ねぎを加えたこくのあるめんつゆで。
■アボカドオイルの塩ヨーグルト
塩風味のヨーグルトに、フレッシュなアボカドオイルがベストマッチ！ -
関口 絢子
Ayako Sekiguchi／料理研究家・管理栄養士。インナービューティスペシャリスト。有限会社ファーレ代表。日本抗加齢医学会所属。「ル・コルドン・ブルー」「リマクッキングアカデミー」などに学びガストロノミーやマクロビオティックに精通。企業のWEBサイト・各種メディアや媒体を中心に、簡単でおいしい、美容と健康に直結したレシピを提案。エビデンスに基いた情報をベースに、食事指導からレシピ開発、執筆、講演、フードスタイリングまで幅広く活動。近著に『キレイになる！ フェロモンレシピ』（ソフトバンククリエイティブ刊）広尾のガーデンカフェ「レ・グラン・ザルブル」をプロデュース。
ファーレ http://antiaging-foodstyle.com/
photo : Toru Oshima styling: Yumi Suwaki cooking: Ayako Sekiguchi
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