鮮やかな発色と艶やかな輝きがひと塗りで叶う“ルージュ ココ スティロ”。この新リップをライブ感覚あふれるロックな空間でタッチアップできるイベント「シャネル ルージュ ココ オン ツアー」に、女優の菊地凛子さんが来場。エンターテインメント感覚に満ちたアトラクションとともに、「シャネル」のカラーメイクを体験した！　

まずはメイクブースにGO。ここではプロのメイクアップアーティストが「トウキョウ」「キャットストリート」の2種類のルックを紹介し、“ルージュ ココ スティロ”ほか「シャネル」のアイテムを用いてメイクをしてくれる。凛子さんは「キャットストリート ルック」をセレクト。漆黒のアイライナーで目の周りをキャットアイ風にぐるりと囲み、ベビーピンクのチークを頬骨の高い位置にほんのりオン。最後に、繊細なピンクのリップをのせてモダンでグラムな印象にチェンジ。ブルーのコットンジャケット＆スカートのロックなムードにもマッチ。

会場でひと際話題をふりまいたのがこちら。Pepperがナビゲーターとしてカラー診断をしてくれるとあって凛子さんも興味津々。「えーっ、あなたが診断してくれるの!?」驚きながらも凛子さんは、「好きなファッションは？」「そうねえ、モード」「今聞きたい音楽は？」「んー、ロック！」とPepperの質問に答えていく。

診断の結果、Pepperが凛子さんに選んだのは＃214 メサージュ。フランス語でメッセージという意味のこの色は、ブラウンを帯びた上品なローズウッド。タッチアップコーナーでさっそく試してみる。「そうね、この色も確かにいいかも」と気に入った模様。

次はギターやベース、キーボードが置いてあるステージのようなコーナーへ。凛子さんがイベントのオリジナル ギターを手に取ってステージに立つと、突然サウンドが鳴って照明が点灯し始めた。まるでライブのステージに立っているかのような体験型ブースでは、このステージの様子を動画で撮影もしてくれたうえにプリクラ感覚で写真ももらえる仕組み。「えーっ、何これ！」と最初は戸惑っていた凛子さん、自分が弾いているかのように音が出る臨場感に、次第にノリノリに。ミュージシャンでもある凛子さん、ギターを抱えてとっても楽しそう！

実力派女優としてゆるぎない存在感をもつ一方で、2014年にはミュージシャンデビューも果たした菊地凛子さん。ジャズアーティスト菊地成孔さんのプロデュースにより“Rinbjo”の名でリリースしたアルバムでは、ボーカルとしてラップや朗読をこなし、さらに作詞も手掛けている。「音楽は、表現のひとつとしてずっとやりたかったこと。音に触れていると頭のなかがクリエイティブにもなるし、アウトプットができるんです」と語る菊地さん。「『シャネル』は、ラグジュアリーで品があって、それでいてエネルギッシュなブランド。こんなロックなイベントもとてもシャネルらしいと感じますね」と、「ルージュ ココ オン ツアー」を楽しんだ様子。

普段はライトなメイクが多いながらも「リップスティックは欠かせないアイテム」という凛子さん。潔さを感じさせる濃いベリーレッド、女性らしい気分になれるビビッドなフューシャピンク、そしてリラックスムードになれるベージュの3色を使い分けているのだそう。「初めてもった化粧品は、母からもらった『シャネル』の口紅だったんです。母はエレガンスの塊のような女性で、いかなるときも常にヒールを履いている人でした。そこは真似できないけれど、唇にスッと引くだけで気分も雰囲気も変わるリップのおしゃれの楽しさを、少しづつわかってきたような気がしています」。女優としてさまざまな人格と人生を生きる菊地凛子さんの、メイクアップに対する興味と探求はまだ続くに違いない。