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ワークシーンでのフレグランス活用法

仕事の前に自分をブラッシュアップさせる、香りのつけ方は?

「朝起きたら洋服を選ぶように、その日の感覚で香りを選ぶこと。そのとき、ファッションに合わせて香りを選ぶのではなく、その日に会う人のことを考えて香りを選ぶことが大切。誰に会うかによって、“自分をどうみせたいか”を意識して香りを決めるんだ」

日本人は仕事のシーンで、清潔感のある香りを好むけれど、イタリアではどう?

「イタリアでも朝にまとう香りは、クリーンで爽やかな香りが好まれるよ。その方が好印象だからね。だけど、交渉やプレゼンといった大事なシーンでは、軽すぎず、華やかすぎない、少し重みがある香りがいい。僕がおすすめするのは、ウッディ調の香りに、アンバーやムスク、タバコ、パチュリなどがブレンドされた、少し動物的だけど、エレガントにまとまった香り。きちんと主張がある香りは、“力強い自分”を演出できる。仕事において、アグレッシブな自分を表現できるんだ」

「パーソナリティを引き出す! イタリア流・香りのたしなみ方」トップへ
  • ミルコ・ブッフィーニ/「ミルコ ブッフィーニ フィレンツェ」クリエイティブオーナー
     
    トスカーナ州プラート地方出身。100年前から家族が経営するベーカリーで、幼少期から製造業を目の当たりにし、手作業や自然であることの大切さを実感。「女性に振り向いてもらうには、内面や外見を磨くのも大切だけれど、香りをまとうこと」、とプレゼントされた香水がきっかけで、フレグランスの世界に興味を持ち、2013年AWに「ミルコ ブッフィーニ フィレンツェ」をローンチ。日本文化への造詣も深く、日本名のついた香りも数多く発表している。

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