ダイアナ妃/ウビガン
ダイアナ妃は、チューベローズやバラ、ジャスミンの香りが特徴的な「ウビガン」の“ケルク フルール”をまとって、セント・ポール大聖堂の通路を歩いていた。結婚式の直前に香水をこぼし、ウェディングドレスに染みをつくってしまったというエピソードも残されている。
後にプリンセス・ダイアナは「エルメス」の“ヴァンキャトル フォーブル”の虜に。この香水は1995年に調香師モーリス・ルーセルによって作られ、パリのエルメス本店の住所にちなんでネーミングされた。太陽のように明るい香りで、オレンジブロッサムやピーチ、くちなし、琥珀の香りを含んでいる。