「3」形たるみパーツにエディターが挑む! 3週間ボディメイク~背中編~
どれだけダイエットを繰り返してもなくならないのが、お腹や背中、ひざ上などにプヨッとできるたるみ=“部分脂肪”。今回は、「3」の形をしたにっ くきたるみ脂肪をなくしたいと切望する、エディター3人が“食事・マッサージ・エクササイズ”の各エキスパートに「3」の撃退法をレクチャーしてもらい、 3週間のボディメイクに挑戦することに。第1弾は、リバウンドがクセになっているエディターKがエントリー! 背中がどう変化したのか要注目!
【食事編】頑固な背中脂肪には良質な油を投入!
いつの間にか蓄積していた背中の脂肪は、筋肉の低下も相まってたるみも深刻に。年齢以上に老けて見えてしまうという落とし穴パーツなだけに注意が必要だ。「頑固な脂は油で落とすということを肝に銘じて、3食とも良質な油分を取り入れることを心がけてみて。オメガ3系のオイルは、体内の炎症を抑え、エネルギー代謝をアップするので、背中やせには重要です。男性よりも体脂肪率が多い女性は“油”の影響を受けやすいので、油を変えると体型だけでなく肌も整いますよ」(管理栄養士・伊達友美さん)
HOW TO EAT
オメガ3が豊富なえごま油、亜麻仁油、しそ油、グリーンナッツオイルなどを小さじ1杯程度、毎食摂取。これらの油は熱に弱いので、非加熱で摂るようにして。しょうが、にんにく、ミント、わさびなどの薬味をプラスすれば、代謝促進にも。
MORNING
ソイラテに、オイル小さじ1杯をミックス。大豆はオイルの酸化を防ぐ上に、豆の油分でよくなじむので最適。コーヒーのみでは、カフェインの作用で体が冷えてしまうので注意。
LUNCH
野菜と肉・魚などのたんぱく質、そして白米などの定食系メニューにオイルを小さじ1杯プラス。外食の場合は、パウチ状のオイルを持参してサラダにさっとかけて食べると習慣化しやすい。ハンバーガーやパスタなどの単品であったとしても、とにかくオイルは欠かさないこと。
BETWEEN MEALS
オメガ3が豊富に含まれているくるみをひとつかみまでならOK。黒糖やきなこがまぶしてあるものでもよいけれど、おいしいからといって、食べ過ぎには注意!
DINNER
魚に含まれる油として有名なDHAやEPAを摂るためには、加熱していない生魚がおすすめ。カルパッチョやお刺身、海鮮サラダなどは外食でもお馴染みのメニューで習慣化しやすい。火を通しているものは油が酸化してしまっているので、夜は避けたいところ。
ATTENTION!
マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を含んだジャンクフードや菓子パン、またチーズや生クリーム、ヨーグルトなど乳脂肪を含んでいるものは避けた方がベター。可能であれば、加熱調理に使用する油もオメガ9を豊富に含むオリーブオイルにシフトを。
illustration : Haruna Yamakawa(p2,3)
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お話を伺ったエキスパートの方
伊達友美さん/管理栄養士・ダイエットカウンセラー
ダイエット、心と身体と性にまつわる栄養学=ホリスティック・ニュートリション。これまでに減量栄養指導を行った人数は5000人以上。自らも20kgのダイエットとニキビ肌を改善した経験から、単なる減量ではなく、「ボディラインと肌を美しく変身させる」ことを目的とした指導を行っている。近著に『カロリーを減らして体重減っても「キレイ」になれないのはなぜか』(KKロングセラーズ)など、著書多数。
http://omakase-diet.com/
マミ・レヴィさん/マミーズタッチ主宰
アロマテラピスト。アロママッサージサロン「マミーズタッチ」、エステティックサロン「エステ・ド・クラッテ」主宰。日本人の体に合わせてアロマテラピー、 リフレクソロジー、リンパマッサージを融合させた独自の手技を開発、多くの顧客や著名人からゴッドハンドと仰がれる。精油やスパイスを使ったホームケアシリーズ“アロマドゥース”も好評。近著に『マミ・レヴィのおなか痩せリンパマッサージ』など、著書多数。
http://www.aromedouce.com/leavey/
横手貞一朗さん/パーソナルトレーナー
Positive Link Studio代表。パーソナルトレーナーとして多くのファッションモデル、女優、経営者など意識の高いクライアントをサポート。美しくしなやかなボディ作りに定評がある。最新の運動生理学や脳科学を融合させた独自のトレーニング方法と理論を展開しており、書籍やエクササイズプロダクトなどの監修も行う。近著に『下半身から美しくやせる!30日間スクワットチャレンジ』(宝島社)など、著書多数。
http://yokote.info/