冬についた脂肪とは寒いうちに決別!

「10分間インターバルダイエット」で今こそ効率よくやせる!

この季節、悩ましいのが「冬太り」。ごちそう続きのホリデーシーズンのツケが今きているけれど、寒いし体を動かすのも面倒……なんて人も多いはず。そんなズボラさんは、トレーナーの高橋義人さん考案の「10分間ダイエット」で、効率よくやせよう! 寒い今こそダイエットチャンス。冬蓄えた脂肪は冬のうちにリリース!

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photo : Gettyimages

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1日10分×週3回で結果が出る、効率よしのダイエット

「インターバルトレーニング」とは、高い負荷をかけて行うエクササイズと低負荷のエクササイズを交互に繰り返して行うトレーニング方法。たとえば、1分間走って、次の1分間は歩き、その次の1分間はまた走る、というもの。同じ運動を長時間行うよりもずっと短時間で筋力や持久力を高めることができ、多くのアスリートがトレーニングの一環として実践している。これをベースに、体力がない人でも無理なく筋力アップできるエクササイズとして確立されたのが「インターバル速歩」。信州大学の能勢 博教授が提唱するウォーキング法で、歩くスピードにメリハリをつけることにより筋力を高めることができるというもの。筋肉を増強しながら体脂肪を素早く燃焼することができるので、エクササイズによるダイエットとしても効果的だ。そこでトレーナーの高橋義人さんが、この「インターバル速歩」の理論と要素を取り入れた「10分間インターバルダイエット」をエル・オンライン読者のために考案。「体力のある人用」と「あまり運動をしていない人用」の2種類を用意。1日10分×週3回で効果が出るこのメソッドの特徴は以下の3点。
   
■「10分間インターバルダイエット」とは
1 インターバルトレーニングを応用して効率よく脂肪を燃焼。10分間で45分~1時間程度のエクササイズ効果が見込める!
2 「インターバル速歩」の要素も取り入れているので、個人の最大体力の70%程度の負荷でOK。体力がない人でも無理なく続けられる!
3 熱を生み脂肪の燃焼を促す「褐色脂肪細胞」を増やすための肩甲骨周りの動きをたくさん入れている! 褐色脂肪細胞は特に寒い時期に活性化されるので、今こそダイエットチャンス!
   
■「高負荷」の目安とは
自分の運動量のMAX(=「もうだめ、限界!!」)を100%とした場合の、70%(=「やや辛い~辛い」)と感じるくらいの運動量。厳密には心拍数で計測できる。以下の計算式を参考にしてみて。
「220 - 年齢 × 0.7(%) 」= 高負荷運動をしたときの心拍数
  
時間を計るのにストップウォッチは不要。手元の時計で時間を計りながら繰り返せばよい。誰にでもできる「10分間インターバルダイエット」を、元チアリーディング部の体育会系エディターMaricoと、運動もエクササイズも未経験のエディターMoeをモデルに紹介。自分に合ったエクササイズを選んで早速トライして!

  • ポーズをとっただけで骨格も変わった! ふたりのプロフィール
    アシスタントエディターMarico
    チアリーディング部で全国大会出場経験をもつ、編集部随一の体育会系エディター。エル・オンライン入部後は激務でワークアウトの時間がとれず、ストレスのために過食気味。このままではいけないと焦る20代前半。コアには自信があったものの、今回の撮影で、骨盤が開き腰が沿って前に出る「反り腰」、さらに胃下垂だったことが判明。撮影のためにポーズをとったあとは、背中がS字カーブを描く美しい姿勢に!
      
    アシスタントエディターMoe
    173センチというモデル並みの体形に恵まれながら運動嫌い。これまで運動らしい運動の履歴は一切ナシ。身長が高いのでわかりづらいが、今回の撮影で、実はぽっこりお腹だったことが発覚。骨盤が開いたことで、その奥にある大腰筋と腰骨筋が落ち気味だったことがその原因。やったこともないもも上げに続き、高橋さんに言われるままにポーズをとった結果、骨盤のゆがみが改善されて、ご覧のとおりの正常な骨格に!

  • 高橋 義人さん
    Yoshito Takahashi/エイジングケア・パーソナルトレーナー、「エバ クオーレ ボディ」主宰。NPO法人JPCA理事。美と健康の観点から、医療とトレーニングを融合した効果の出るオリジナルメソッドを多数開発。夏木マリ、土屋アンナら女優やアーティストのパーソナルトレーニングも手掛ける。ヘアアーティスト・松浦美穂氏らと「サロン ド ツィギー」も共宰。著書に『「うしろ肩」を回すだけで誰でもやせられる!』(講談社)がある。
    http://evacuorebody.com/
    http://twiggy.co.jp/salon/

  • 能勢 博 教授
    Hiroshi Nose/信州大学大学院医学系研究科・疾患予防医科学系専攻・スポーツ医科学講座教授。NPO法人熟年体育大学リサーチセンター理事長。厚生労働省「運動所要量・運動指針の策定検討会」委員。運動生理学の世界的な権威としてスポーツ医学界で知られる。著書に『歩き方を変えるだけで10歳若返る』(主婦と生活社)『10歳若返る!「インターバル速歩」の秘密』(こう書房)がある。
    http://www.shinshu-u.ac.jp/graduate/medicine/doctoral/m-science/sports.html

  • スポーツ&インナービューティのコンシェルジュ「エミ」が今春デビュー!
    ファッションを通してスポーツ&インナービューティをおしゃれにセレクトするショップ「エミ」が、この春オープン。ナチュラルで着心地のよいオリジナルのスタジオスポーツウェアやランウェアに加え、「ナイキ」「アシックス」「アディダス」などから、デイリーにコーディネートできるフットウェアまで幅広いラインナップ。注目のスーパーフードも揃え、ファッション&インナービューティのふたつの視点から、自分らしいおしゃれなヘルシーライフを提案する。
    問い合わせ先/(エミ)マッシュスポーツラボ tel.03-6450-5740

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